そして始まった新たな会社生活・・・
(写真提供 pixabay)
無事に新たな転職先が決まりました。
それに伴い、私はこれまで慣れ親しんできた土地から引っ越しすることに・・・
就職してから退職、そして離職期間までの間、色々なことがあったこの土地。
友人・知人もたくさんいます。
かなり寂しかったのですが、前に進むために旅立つことにしました。
転職先が決まった一ヶ月後、引っ越しも済み、いよいよ新たな会社へ出社しました。
半日程のオリエンテーションを済ませ、早速自分が所属する部門へ向かいます。
部屋に入ると私の上司がおり、挨拶をさせて頂きました。
明るくエネルギッシュな方で『この方だったら安心出来る』とホッとしました。
その後、自分の席に向かい、自分のPCの立ち上げなどを行うことにしました。
そんな作業をしながら、自分のチームの方を見ると、なんか異様に忙しい感じ・・・
『うわっ!やっぱり忙しいのか~』
『・・・』
『・・・』
『中途半端な心持ちで入社した自分にこの会社の仕事が務まるのかな・・・』
途端に不安になってきました。
それと同時に、自分はここにいてはいけないような心持ちになってしまいました。
ノートPCに置く手も何かフワフワと浮いた印象です。
こんなカンジで私の新たな会社生活が始まりました。
次の日から他の方と同様に出社しました。
が、しかし!
私が所属していたチームの担当製品が追い込みの状況だったらしく、誰も新たに入社した私に構ってくれません。
何か仕事を振る暇すらない状況といった感じ・・・
当初はなんとか早く仕事に慣れようと見れる限りの資料を読み込んでいたのですが、それ程集中力が無いワタシ。
明確な目標も無く資料を読むのが辛くなり、席を立ち社内を歩き回って時間を潰しました。
そんな感じで資料を読み、飽きたら歩きまわったり、トイレに篭ったりといった毎日。
そんな私とは対象的に異様に忙しいチームの皆。
中途半端な心持ちで入社してしまったことへの後悔も抱えるように・・・
日に日に不安が増していきました。
そしてある時に気づきます。
午前中、なんか辛いのです。
朝が辛い。
起きるのが辛いのでは無く、気持ちが辛い。
モチベーションも沸かず、頭も全然動かない・・・
でも午後になると少しマシになる・・・
私は気づきます。
『あっ・・・コレはもしかして・・・』
『鬱病になり掛けている・・・(汗)』
中途半端な思いで入社してしまったことに対する自責の念。
異様に忙しい周りのチームの状況からこれからの会社生活に対する不安。
そんな思いを常に抱えてしまったことにより、私は鬱が発症し始めていました・・・