生き方追求ブログ

色々試行錯誤しながら自分自身の生き方をマイペースに追求するブログなのです。

新たなる試練

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何とか鬱状態を乗り越えたところ、ようやく私にも仕事が振られました。

開発終盤となる製品の助っ人です!

ただ、その製品は開発終盤となっていたため、ほぼ担当者が離れており、

チームリーダーしかいない状態でした。

しかも、そのリーダーは今私がいる事業所とは全く異なる地方にいました・・・

 私『マジかよ・・・でも、手厚いサポートしてくれるんだよなー(チラッ)』

 

 たまたまその製品のリーダーが私がいる事業所に出張に来ることになり、

顔合わせをさせてもらいました。

私『ちょっと調子いい感じはするけども、悪い人ではなさそうだなー』

 

実際は『ちょっと』どころではなく『大分』調子の良い人でした。

全く知らない製品にも関わらず、資料の在処だけを教えられ、あとは丸投げ・・・

まるで分からない状態で検証環境の修正を指示させられ、

変な汗をかきながらひたすら試行錯誤・・・

半導体設計についてある程度、自信はありましたが、

分野や会社の文化が異なるのもあり、上手く進められませんでした。

 

リーダーも地方にいるため、あまり質問させて貰う機会もなく、

そんな状態のなか締切が迫っていました。

焦りながら一人で残業をしていると、

私が本来所属しているチームのリーダーが近づいてきました。

 

何事かと思い見上げると、その人は血走った目で言いました。
リーダー『黙ってて助けてもらえるなんて思うなよ・・・』

私『えっ・・・?』

本来のリーダーである自分に報告が無かったのが気に入らなかったのか、

プルプルと怒りに震えていました。

私には何が起きたのか分かりませんでした。

 その後、私に対する不満を吐き捨てられ、そのまま帰っていきました。

 

その人が帰った後、報告に関し確かに自分に落ち度があったことや、

まだ会社に慣れていない自分に対しもう少し言い方があるのではなど、

色々複雑な感情に囚われました。

それと同時に、

『やはり会社にいる人間と自分は価値観が全く合わないのでは?』とも感じました。

 

その方とはそれ以降、事ある毎に強い口調で指摘を受けます。

恫喝に近い注意や、2時間以上の打ち合わせと称した会議室での軟禁。

反論でもすれば徹底的に訂正。

ただ、本人としては情熱を持って指導しているつもりのようでした。

確かに彼の考えは、会社内の話としては間違いなく正論でした。

 

でも、高坂さん、塩見さんを初め、色々な人に会い影響を受けた自分には

『会社に人生を全うする価値感』とは最早相なれませんでした。

 

しかし、私が所属する、ココは会社。

利益を出し、他社を圧倒することが目標。

そのためには効率化は必須であり、無駄は許されない。

その世界では彼の言うことの方が正しいのです。

 

『緩めに仕事をして自分の本当にやりたいことを探そう。』

そんな考えは許されない。

 

そんな世界にまた自分が足を踏み入れてしまったことを実感してしまうのです。

またしてもどうしたら良いか分からない。

悩みながら仕事を続けました。

 

でも、そんな私の迷いを絶つ決定的な事が起こるのです・・・