転職前線異常無し?
(写真提供 Pixabay)
会社を辞めてから半年。
何も見つけられなかった私。
ついにタイムアップです!!!
前回記載したとおり色々悩んだ結果、再度就職することにしました。
ただ、転職する前にちゃんと筋を通すべきことがありました。
我が人生の師。髙坂さんにその旨を伝えるためにたまtsukiに向かいました。
『君はもうちょっと考えて辞めていたと思ったのになぁ~』
さすがの髙坂さんもなんと言っていいか分からないようでした。
たまtsukiにて微妙な心持ちの懐きながらも美味しいお酒を頂き、楽しかった『夏休み』に別れを告げました・・・
気持ちを切り替え、早速次の日から就職活動の開始しました。
これまで前の会社で転職した同期を倣い、
リク◯ビエージェントなどの転職エージェントを使って活動を進めることに。
アカウント登録すると半日もしないで転職エージェントから電話が来ました。
そしてあっという間に一週間後、エージェントと面談をすることになりました。
当日、私の希望や適正などを確認・相談してもらいました。
私の希望として下記を挙げました。
①B2Cの最終製品を作るメーカ
やりたかった最終製品開発ができるため前の年収よりも下がってもOK
②前と同様に半導体メーカ
やりたくない半導体業界なので年収はこれまでどおりかそれ以上を希望
エージェントからは、私が三十代後半に差し掛かっていたため、
これまのでのキャリアが活かせない①の条件だとちょっと厳しいが、
②であれば引く手数多といったことを言われました。
私の最終目的は『半農半X、ダウンシフト的な生き方を見つける』であり、
今回の転職は『それまでの時間稼ぎ』ですので、②も視野に入れることにしました。
幾つか企業を紹介してもらい、こちらの希望に合致すれば応募しました。
ちなみに、実は前の会社でリクルータを経験していた私。
どのようなことを言えば面接でウケるのか、大体分かっていました。
書類選考さえ通れば、最終面接までは割と簡単に行くことが出来ました。
ただ、この時本当に自分のやりたいことではない転職活動だったので、
ストレスは半端ではありませんでした。
毎日ジョギングをして、それでも落ち着かないため
毎晩お酒で気持ちを誤魔化していました。
不健全極まりない・・・苦笑
そんな状態で何社か受けた後、とある半導体設計会社で最終面接まで行きました。
最終面接ではかなり緊張してしまい受け答えもイマイチだったため、
『落ちた・・・』と思っていました。
それなのに数日後・・・
その企業からの『内定』のお知らせをエージェントから頂きました。
受かった半導体設計会社は売上が好調な製品を作っており、
働いた場合かなり多忙になることが予想されました。
ですが、もうあまり選択する余裕もなかったので、内定受けることにしました。
両親に内定したことを電話したところ、とても喜んでいたことを覚えています。
『半分ニートのような状態になった息子が復帰した!』と感じていたのでしょうか?
ちなみに次の日は半年間携わってきた稲の収穫日でした。
何の因果かこれまで『夏休み』で取組んできたことが一段落したような気持ちでした。
その場にいた髙坂さんにも転職が決まったことをお知らせしました。
『私、ダウンシフトに失敗しちゃいましたっ!!』
なんとも微妙な顔をした髙坂さんが忘れられません・・・
これで私はまた半導体エンジニアに復帰することになりました。
多少は辛いことがあるだろうけど、
自分の本当にやりたい事『X』を見つかるまで我慢して続けることを誓って。
・・・が、私の予想を超えて、トンデモナイ状況が待ち受けていたのでした・・・