誕生〜高校時代
まず始めに、『私』について簡単に自己紹介したいと思います。
私は今から40年近く前、とある地方都市で生まれました。
やや厳し目の公務員の父と、とにかく元気な母の元で、普通に育ちました。
普通に幼稚園に行き、普通に小学校に通いました。
当時大流行したドラゴンボールやドリフを毎週楽しみにし、
ファミコンで友人と遊び、
それなりに勉強し、それなりの点数を取っていました。
将来については特に希望も無かったのですが、
なんとなく『モノを作ったり、発明したりしたい』なんてことを考えてしました。
初めて将来について具体的に考えたのは、中学校の時です。
恐らくなりたい職業について調べて提出するという宿題が出ていたと思います。
そこで私は『営業は内気な自分には無理だし、何となくものづくりをしたい』と
何となく思い、取り敢えず『エンジニア』と記入し提出しました。
この時の何となくの思いはそれからずっと持ち続けることになります。
特に盛り上がるイベントも無く、
授業→部活→ゲームなんてことを繰り返しているうちに
あっという間に中学3年間は終わりに近づき、高校受験することになりました。
明確な夢や希望が無かったので、
『取り敢えずある程度レベルの高校に行こう。』と考え、
そこそこに勉強し、そこそこの高校に受かりました。
高校3年間はさらに盛り上がることは無く、
授業→部活→ゲームという生活をひたすら繰り返していました。
(正直あまり記憶も無いです・・・苦笑)
この時、当時流行っていた
『赤坂泰彦のミリオンナイツ』や
『オールナイトニッポン』などの深夜ラジオに大ハマリし、
聞きながら勉強していました・・・
いや寧ろラジオの合間に勉強していたせいか、
恐ろしく成績が下がってしまいました。
入学当時TOP30位だったのが、一年後300位近くまで下がりました・・・
そんな状態は高校3年になっても続いてしまい、そのまま浪人に。
浪人の一年間、それなりに勉強しましたが、学力は思いの外上がらず、
なんとなく希望していた地元の国立大学に入れるわけもなく、
結局、自分の学力で入学できる工学系の大学に決定しました。
それは東京の大学であり、
自分は望んだわけでもないのに上京することになったのでした。
<続く>